枝葉と書いてしようと読むかえだはと読むかでそのひとの真面目度がわかるような気がする。
枝葉末節などという言葉があるようにしようと読む方が真っ当というか当然かもしれない。
その当然の通りに特に意識もなくしようと読むひとはきっと真面目度が高いのだろうと根拠もなく
そう思った。
そういうぼくはえだはと読む。特に意識もなくと言ったが、ぼくのほうも特に意識もなくえだはと
読んでいる。変換でもちゃんと枝葉になるから特に気にしていなかったが、漢字にしてみてふと、
あれえ、これしようって読んじゃうひとがいるんじゃないの?と思ったのである。
インスタとツイッターにこの写真に冬の枝葉というタイトルをつけて投稿したのである。
読み方はふゆのえだはのつもりでいたが、ふゆのしようって読まれちゃうのではないかって
ことである。だからといって「冬の枝葉(えだは)」なんて書いたら興ざめではないか。
まったくこういう枝葉末節にこだわりだすときりがない。
撮影環境では完全に逆光である。障子の向こう側から太陽光が照らしている。そこへ一輪挿しを置いて
カメラを向けたら普通では被写体は完全に真っ黒になってしまう。そうしたシルエット写真も
かっこいいのであるが、今回は花瓶や植物の質感と色をきちんと出してやりたいと思ったのであった。
SONY A7III
SIGMA 105mm Macro